ジュリアンとの出逢い

2017/05/21

 

匠です。

 

 

今日は、新しい友人ジュリアンとの馴れ初めについて書きます。

 

結果から言うと、彼はノアの中学時代の友達で

 

暫く経って最近(2017年)、再び遊び始めたようです。

 

 

 

初めて対面したのは、シアトルで公演が行われていたオペラ鑑賞の際、

 

知らぬ間にノアが彼を誘っていたようで、

 

一緒に会場入りすることに。

 

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ジュリアン(右奥)

 

中へ入ると、スーツやドレス、正装姿の貴婦人・紳士たちがぞろぞろと。

 

それに対し僕たちはシャツ一枚の軽装、

 

まあ鑑賞されるのは僕たちじゃないから、気にしない。(一人じゃなくてよかった)

 

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会場の外、風が通り抜けるかの様な爽やかな雰囲気。

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少女もワンピースでおめかし

 

当時公演されていたオペラ劇はかの有名な「魔笛

 

特に「夜の女王のアリア」

 

世界で数人しか歌うことの出来ないあの高音。

 

前日夜更かししていた僕は劇中うとうとしていたけれど、

 

「ハッホッハッホッハッ」

 

美しく力強い高音で一気に目が覚めました。

 

実はウトウトしてしまった理由はもう一つあり、

 

演劇人たちが劇中使用していた言語がドイツ語で意味不明だったこと。

 

後から聞くと、ステージの上部の黒枠に英語字幕が表示されていた様だが、

 

僕の着席した場所には屋根がかかっていて、

 

なんとそれに隠れてその字幕が見えなかったのです。

 

更に、

 

公演開始前、会場が人で溢れていて

 

手洗いから戻ると、一緒に来た友人たちを見失い

 

しょうがなく僕一人後方部、唯一空いていた席に座ったので

 

一人ドイツ語を訳分からぬままそのままうたた寝

 

もちろん、素敵な歌声に心地よくなってしまったという言い訳もあります。

 

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英名「Magic Flute」

 

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ステージ上部に見える白い文字が字幕

 

肝心の「魔笛」の内容ですが、

 

ストーリーについては書き下ろすと長くなるので、

 

以下、別記事より引用でご勘弁。

 

tsvocalschool.com

 

 

劇中に使われていた創作衣装に色彩豊かな赤・青・緑などが用いられており、

 

出演者たちの手作りなのかな、と思わせる「学芸会感」がたまらなかった。

 

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最後は撮影OKでした

 

 

公演が終わった頃、まだ昼を少し過ぎたあたり。

 

お腹が空いたのでシアトルのローカルチェーンバーガー店「Dick's」で腹ごしらえし、

 

エバレットへノアとジュリアンの三人で戻る。

 

 

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ここの新鮮なポテトフライとタルタルソースは堪らない。

 

 

どうやらジュリアンは今夜泊まるらしい。

 

夜はいつも通り散歩へ行き、夜ご飯は親子丼。

 

夏の足音が聞こえ初めた皐月の暮れ、

 

朝は芸術に触れ、夜は夕陽と三日月を眺め、

 

少し爽やかな一日でした。

 

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夕陽に間に合わないので「散歩」から「走行」

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夕暮れ時の街の光と空のコントラストが美しい。

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街灯に照らされる桜モドキ。

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三日月を指差す

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この様な月でした

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セルフ照明