マカティオビーチで知らない人の誕生日を祝う。
2017/05/26
匠です。
今日は金曜日。
そして友達の友達の誕生日。
つまり、知らない人の誕生日会に誘われたわけです。
今回人が集まる場所は、エバレット市の少し南に位置するマカティオ市。
"マカティオ" (Mukilteo) という聞き慣れない名前は、
昔この北米地域で暮らしていた原住民インディアンの人々の言葉に由来して、
「Muckl-Te-Oh」は「Long Goose Neck (長い首の雁)」という意味の様です。
その他にも、僕らが住む郡の名前は「Snohomish→Sdoh-doh-hohbsh(低地の人々)」
そして「シアトル市」は且つてその地域の酋長であった"Si'ahl(1780-1866)"さんの名に因んでいるそうです。
その市内のビーチは、キャンプファイヤーが出来る場所が浜辺にあり、
さらに屋根付きのBBQ場、そしてビーチバレー用の砂場コートも施設内に施されています。
隣接するウィッドビー島へのフェリーが数十分に一度の頻度で通っています。
夕焼け時の空と海のコントラストは素敵です。
長い雨季が過ぎた5月辺りから秋の始まり9、10月頃までは
利用客の出入りがとても激しくなります。(特に若者や家族連れ、カップル)
BBQ場は予約制だが、バレーボールコートと焚火エリアは早いもの勝ち。
午後5時開始だったけれど、
ヤサール、ブライアン、そして僕の三人は2時間遅れ、
午後7時頃から参加した。
ビーチに着くと、既に友達の友達の友達たちが場所をとってくれていて、
約30名?程集まって大賑わい。すぐに見つけ合流できました。
特に仲のいい人はそのグループにはいなかったので、
自己紹介から始まる。
拙い英語を話す僕に対し、
皆優しいなあ、でもどこかおかしい。
それもそのはず
ある人のポケットには
隠し持たれたウイスキー(Rich & Rare)
またある人のポケットには
鮮やかな色で塗られているパイプ(大麻)
アメリカの若者とは、
こういう感じなのかな?
アブドゥルを悪童と呼んでいた一か月前の僕は、
既にそれが普通かの様に、耐性が付いてきている。
しかし、未成年の飲酒、禁煙は違法だし、
特に外での飲酒はこの国ではアウト。
それについてわざわざ言及している僕は、
罪から逃れようとしているけれど、
振り返ると、同罪ですよね。
しかし今は2020年、「終わり良ければ総て良し。」
そんなわけで、
当時は僕もその輪に加わり
飲んで、食べて、撮って、
パイがその人の顔に投げられるまで、
誰の誕生日か分からぬまま
その時間を楽しむことが出来ました。