神童ノア

2017/04/14

 

匠です。

 

前回の記事では、学内インタビューの課題から見えた

 

コミュニティカレッジの多様的な側面を紹介しました。

 

そのインタビュー中に出逢った彼、「ノア」くんです。

 

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放課後外でギターを弾いていたノアくん (左)

 

 

動画中、彼がギターについて言及していたように、

 

彼のギターの腕は輝いています。

 

「何故出逢ったばかりなのに、そんな事を知っているの?」

 

はい、僕自身の耳で聴いたからです。

 

もちろん、インタビューのお願いをした時も、

 

綺麗な音を奏でていましたが、

 

インタビュー直後、話が盛り上がり

 

彼の家へ遊びに行くことになり、

 

さらに近くでじっくり彼のギターを聴くことが出来ました。

 

 

 

その時の様子と経験、感じたことを

 

書き下ろしたいと思います。

 

 

 

振り返りになってしまいますが、

 

インタビューの質問の内容は

 

「お金の使い道」

 

そして

 

「お金の貯め方」

 

でした。

 

 

彼の場合、

 

使い道はギターの弦、そして間食用のマフィンでした。

 

貯め方は、これが少し偶然、

 

「日本で英語の先生」

 

をしていたそうなのです。

 

 

話を聞くと、

 

彼女さんが日本人で、

 

約3か月、日本に滞在したようです。

 

その際、近所の個人営業の英語塾で

 

英語を教えて、賃金を頂いていたようです。

 

確かに、日本ではALTの需要は高まり、

 

英語講師としての枠は外国人労働者にとって多いとは思いますが、

 

彼の場合は、私情で訪れた土地で

 

人との繋がりを手繰り寄せ、

 

自己開拓をして掴んだその「先生」という職。

 

それは、正規雇用契約社員

 

インターンシップ等の筋道を通って掴む何よりも

 

僕は、凄いことだと、瞬時に感じました。

 

それに、彼に日本人の彼女がいたとしても、

 

日本で3か月暮らし現地の人々と交流するというのは、

 

世界公用語ともとられる英語を軸にした留学をしに来た僕とは

 

全く訳が異なり、またそれはより孤独を迫られる選択だと感じます。

 

その挑戦的な姿勢にもグっと来るし、

 

インタビュー後、拙い英語で彼に話し続ける僕の話を

 

僕の目線に合わせ、言葉を汲み取ってくれるその

 

寛容的な姿勢が、とても嬉しかった。

 

 

...

 

 

少し、話が逸れてしまいましたが、

 

その様な流れで彼とは瞬時的に意気投合し、

 

その日の午後、彼の家に招待され遊ぶことになりました。

 

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インタビュー後の一枚。

 

 

 

少し長くなってしまったので、次の記事で家を訪れた様子を書き残します。