【アメリカ横断】第2話~アフマドさん~

2017/06/23

 

匠です。

 

「あーやっちまった」


これがノープランの面倒臭さ。予想を上回る程度な田舎で、周りにホテルも見当たらない。


しかし!サンフランシスコ行きのバスを発見。


チケットを購入しようと試みたけれど、スタッフが朝飯休憩中で購入出来ず。


正直にバス員さんにそれを伝えると、なんとタダで乗せてくれました。


乗り込むと隣の席にカールさん、


「I can’t stay away from you man」と一言。


サンフランシスコダウンタウンまで再び共に。

 

途中、世界一有名な監獄、アルカトラズの島が見えたので行くことに決めました。


カールさんには動物園をめちゃくちゃ勧められたけど、今回はパス・・・

 

 

 

バスは、大海原を跨る巨大な鉄筋橋の上を走行中。

 

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サンフランシスコの街が見えてきた

街に入り組み聳え立つビル達の間を潜り抜ける様に道路が繋がっていて、

 

一種のアトラクションでありました。

 

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真横にビル

 

さて

 

街に着き、まず初めにすること。宿探し。


実は事前に格安ホテル予約アプリAgodaを利用し、

「Music Inn」という安めのドミトリーを発見、事前予約していました。


朝10時頃にはそこに着いていたけれど、午後3時からしかチェックイン出来ないと言われ、周辺散策&ロビー居候。行きのバスから見えたアルカトラズ島へのツアー予約。

 

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残念ながら、アルカトラズ島ツアーは今週末まで予約一杯

 

悔しいので、アルカトラズ島近くまで行けるゴールデンゲートブリッジクルーズ船ツアーを代わりに予約。

 

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2016年春、カンボジア周遊中にもお世話になったツアー予約サイトVeltra

 

ツアー予約完了はしたものの、その直後2つの異常発生。

 

1 カメラのシャッターが切れない。フォーカスも合わせられない。
2 予約したMusic Innの部屋が女性専用。宿泊不可能。


初日にこの仕打ち。とりあえず、近くのカメラ屋さんへ向かいます。

カメラヘブンという見るからに怪しい近くのカメラショップへ。


修理不可と言われ壊れた18-55と55-200のレンズを売り、18-135を購入。
いちいちレンズを切り替える悩みが解決。満足。

 

カメラショップを出て、新しい宿「Hotel Sutter Larkin」を見つけ、中に。

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中東系の言葉かな?

フロント無し。階段上り切り「ニホンジンデショ?」という声。

怪しいオーナーと遭遇。


「なぜ日本語を話せるの?」


話を聴くと、過去15年間、日本に住んでいたらしいです。

 

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パキスタン出身のアフマドさん


自国が危なく日本が好景気の頃、覚悟を決め、家族のため日本へ。

鳶職として高層ビルや吊り橋での建設作業をしていたようです。

 

何か運命を感じここに泊まることに。


通常料金の30%引きで案内してくれました。

 

次回はサンフランシスコ市内観光編です。